登記申請に必要な10の書類の概要

このページではNPO法人設立登記申請に必要な書類について説明しています。
登記手続きは、代表者本人が必要な書類、印鑑を持参して登記所に出かけ、必要書類を添付し、書類を提出します。
書類を受け取った登記官は、書類をチェックして、問題がないと確認することによって登記が完了することになります。書類に不備があれば訂正してもう一度提出します。
法人登記は、提出書類に不備がなければ、書類を提出してからだいたい1週間~2週間で終了します。
なお、注意したい点は、法人設立の日となる登記の日付は完了日ではなく登記書類提出日です。
登記終了後には後頁で説明しますが、各所轄庁への届出などで登記簿謄本が複数枚必要になります。
登記完了と同時に登記簿謄本を取得するために、登記簿謄本交付申請書を申請時に添付しておくと便利です。登記簿謄本を最低2~6通はとっておくようにしましょう。そうすれば、その後登記簿謄本を取りに行く手間が省けます。
なお、設立の登記事務を自分たちではなく委任する場合は司法書士にお願いする事になります。

NPO法人設立登記申請手続き

番号 書類名 部数 概要
登記申請書 制定用紙はありません。記載例を参照して作成します。
登記用紙 各1 登記所の所定の用紙を使用します。その用紙に登記すべき事項を申請者が記載します。コンピュータ化した法務局ではコンピューター用のOCR用紙をパソコン等で調製する必要があります。
印鑑届書 法人印を届出る用紙で、登記所に所定の用紙があります。NPO法人の代表者の個人の印鑑証明を添付のうえ法人の実印を押印します。
認証書の写し 所轄庁で認証を受けた法人設立の認証書。(原本証明)
定款の写し 認証を受けたNPO法人の定款。(原本証明)
理事の就任承諾及び宣誓書の写し 各1 各役員の就任承諾書及び宣誓書。(原本証明)
設立当初の財産目録の写し 認証時には作成していないので、今回登記で作成する。
代表者の印鑑証明 代表者(理事)の個人の印鑑証明書。申請書に捺印
その他 代表者以外の人が申請手続きを行う場合は委任状が必要。その他、定款の第2条に法人の住所を最小行政区までしか記載していない場合には、法人の住所を確定したことを決議しt理事会又は社員総会の議事録の写しを添付しなければなりません。
法人印 1個 印鑑届書に押印する法人印


注 原本証明とは
   ・原本に相違ありません
           特定非営利活動法人 ○○○○○
                   理事    甲野  太郎  印
原本が1通しかない場合に上記のように書類の写しにNPO法人の代表者が証明すること。なお、印鑑は申請書に押印した法人の実印を押印します。

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